存在と役割

役割と存在

「ほんとそうだよ。男は楽で良いよね。
何も考えないで生きれるんだから」

「仕事だけしてれば良いんだから、ほんと楽チンだよ」

「結婚も出産も考えないでいいし、生活のためのスキルも磨かなくていいんだもの。仕事くらいできるようになるのは当たり前って話だよ」



男性が存在を証明するために使う時間を確保するために
女性は全てを引き受けてなきゃいけないから
女性は強く逞しく揺るがないのだろう



「男って言うのはね、所詮は頭でしか考えることができないのよ。
自分たちの方がずっとずっと優秀なんだって思い込まないと生きていけない。
だって、彼らには何もやることなんてないんだもの。
せいぜいそうやって根拠のないプライドを
ひけらかすくらいしかないんだもの…だからね」

「男になんて期待しちゃ駄目。
男のやることにいちいち傷ついたりしちゃだめ」
「男に人生を左右されたりしちゃだめなんだよ」









役割を求める女性と、役割だけでは満たされない男性。。

逆説的には根底の部分では
存在そのものに価値を見出している女性と
才能や能力には自負がある男性が多いってコトでも有るのだけれど。


それゆえに、役割を卒業した定年うつは男性に多いのだろうけれども。


求めるって事は求めない部分は満たされているという事と両輪なのだ
役割なんかなくったて女性は生きていけるという意味でも有るのだ。

つまりは、「ここ」にいることを証明することが出来なければ
男性は存在価値なんてゼロだということ。

だから

出世したり偉くなったり
お金を生み出して存在価値を生産することに
注力している






誰でもない、自分で自分を認めるために。






砂の上のあなた

砂の上のあなた